【DIY豆知識 505】
敷居のスベリを簡単改善①
川口技研『敷居スベリテープ』とは!?
川口技研 敷居すべりテープ
敷居スベリ 一般用 C-2103
上記アイテムをご紹介しましたが、敷居のすべりが悪くなった時に最初に確認して頂きたいことは、ゴミが詰まっていないかです。
普段あまり意識して見ることはありませんが、実はびっくりするぐらいのホコリの塊やゴミが詰まっていることがあります。
このゴミを取り除くことで、すべりは改善されることが多いです!
もしゴミを取り除いてもすべりが悪い場合、次に確認するのは敷居本体と引き戸本体の破損です。
引き戸に何かをぶつけたり、敷居の上に何か重いものを落としたりしたときに敷居・引き戸は木製のためヘコんだり、欠けたりすることがあります。もし大きな破損がある場合は、工務店さんなどに修理を依頼した方が良いです。
ゴミが詰まっていない、大きな破損もない、それでもすべりが悪い時もあります。
経年劣化です。
何十年と開け閉めしていると、どうしても劣化してひっかかったり、ガタつくことはあります。
この時に役立つのが川口技研さんの『敷居スベリ』です。DIYに適した簡単施工です。
敷居スベリテープを貼る。
これだけです。
少しコツ&注意点があります!
【コツ①】
既に敷居スベリテープを貼っていて、それが摩耗してすべりにくくなっている場合は、古いテープをはがす必要があります。
はがしにくい場合は、ヘアドライヤーなどで少し温めると、粘着剤が柔らかくなりはがしやすいです。
【コツ②】
敷居スベリテープは貼る前に、その部屋の室温にしておきます。
パッケージから出して、その部屋にしばらく置いておくだけで良いです。
理由は、室温よりもテープが冷たい、温かい状態で貼ると、貼った後に伸縮してしまう可能性があるからです。
【注意点】
敷居スベリテープには、幅が18mmと21mmの2種類があります。
この幅の確認方法は、現在貼られている古いスベリテープの幅を測れば良いです。
お店に来店されるお客様で、敷居の溝部分を測られている場合があるのですが、測るのは古いスベリテープの幅です。
戸の開け閉めの度にガタつくとストレスになります。
数百円でできる簡単DIYなので、一度試してみて下さい!
次回の【DIY豆知識506】では、塗って敷居のスベリをよくする便利アイテムをご紹介します!
先程、お伝えしました経年劣化のなかには、DIYでは改善が難しいものもあります。
例えば、下記2点です。
1.鴨居がかなり下がっている。
2.全体がかなり歪んでいる。
この時に施工経験の無い方が、たまにやってしまう絶対にやってはいけないことがあります。これについても次回の【DIY豆知識506】でお伝えします。
お楽しみに!
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読んで頂きありがとうございました!
また次回お会いしましょう!